ミステリー

『薬屋のひとりごと』宮中に名探偵あらわる!?あらすじ・感想を紹介!

花街で薬屋をやっていた猫猫(マオマオ)。ある日、薬草を探しに森に出かけた先で人さらいにあい、後宮で働くことに・・・

宮中で次々と起こる、事件を薬師である猫猫が次々と解決していくストーリー。

鋭い観察力で事件を解決していく猫猫。冷静沈着な猫猫ですが、薬草を見つけた時の興奮する様子や毒に対して食いつきのいい表情が何とも可愛らしいやら、滑稽やら・・

さあ、薬師猫猫の物語を紹介していきます。

薬屋のひとりごとの作品情報
  • ジャンル:ミステリー
  • 作者:日向夏
  • 出版社:月刊ビッグガンガン / 月刊サンデーGX

『薬屋のひとりごと』の登場人物

 

『薬屋のひとりごと』の登場人物を紹介していきます。毎回、事件が起こり主人公の猫猫が事件を解明していく話なので、主な登場人物を紹介します。

猫猫(マオマオ)

花街の薬師として生活していた猫猫。17歳の娘にしては、優れた観察力を持っています。そして、彼女は好奇心と知識欲が強く気になると真相を知りたくなる性分なんです。

この好奇心と少しの正義感がきっかけで、宮中の謎解きをするようになります。

本当は綺麗な顔立ちなのに、わざとそばかすを付けたり何より毒が好き!薬草を見つけると時間を忘れて夢中になります。

ちょっと、年頃の娘としては感性が独特な猫猫。薬師の見解から事件を解き明かしていきます。

壬氏(ジンシ)

後宮の宦官(かんがん)である壬氏。壬氏は、女性のように美しい顔立ちで宮中で働く女性たちの憧れの的です。二十そこそこに見えますが、実際は十七、八歳なんです。

下女から玉葉姫の待女(じじょ)に取り立てられた猫猫に一目置き、次々と起こる事件の謎解きをさせます。はじめは、自分の色目を使ってなびかせようとしますが、猫猫は全く関心がありません。

猫猫が、壬氏を見るナメクジを見るような目はお気に入り。徐々に毒と薬に異常に興味を持つ猫猫に惹かれていきます。

玉葉姫(ギョクヨウヒ)

玉葉姫は、上級妃の四夫人のうちの一人で、後宮の翡翠宮に住む皇帝の寵妃です。位は貴妃で十九歳。赤い髪と翡翠の目をもつ姫で、とても笑い上戸で愛くるしい面もあます。後宮の翡翠宮に住んでいます。

生まれたばかりの娘、鈴麗(リンリー)公主の容態が悪かったところ、猫猫の置手紙を守り鈴麗公主は命を落とさずに済みます。その後、毒見役として猫猫を待女とし雇うことにします。

高順(ガオシュン)

高順は、壬氏の従者です。武官と思わせる凛とした趣で、壬氏が幼い頃から仕えています。そのため、彼のことをよく理解していて猫猫への心の変化も高順が一番気づいているのでます。

子どもが3人いて苦労人であり、とてもまめな人物です。壬氏のことを傍で支えつつ彼の先々の事を心配しているようです。

おやじどの 羅門(ルォメン)

おやじどのは、花街で薬屋を営む猫猫の養父。彼女の養父で薬の師匠でもある羅門は、もともと優秀な後宮医官でした。

猫猫は、後宮で起こる謎解きを進める中で羅門がなぜ後宮医官を辞め花街で薬屋をしているのかを知ります。

羅門は、好奇心が強い猫猫に「憶測でものを言ってはいけないよ」そう教えます。その言葉が猫猫の暴走を止めている場面もあります。

やり手婆

やり手婆は、緑青館の女主です。金にがめつく、緑青館を取り仕切っています。昔は売れっ子妓女だったらしいのですが、今はしっかり緑青館の女主です。

猫猫を妓女しようと企んでいますが、幼い猫猫を緑青館で育ててくれた親的な存在でもあります。

『薬屋のひとりごと』のあらすじ

『薬屋のひとりごと』は、宮中を舞台に、薬師である猫猫が後宮で起こる不可解な事件を薬学の専門知識で解き明かしていくミステリー作品です。

花街で薬師をしている猫猫は、山で薬草集めをしていたところ人さらいに遭い、後宮に下女として売り払われてしまいます。

もくもくと、下女の仕事をこなす日々。仕事にも慣れ、急に連れ去れため養父のことが気になりだします。

そんな時、宮殿内で呪いと噂されていた皇子の衰弱事件を知り、その真相を解き明かします。この事件をきっかけに壬氏に一目置かれるようになります。

さらに玉葉妃付きの侍女となり、毒見役になります。次々と起こる不可解な出来事を薬師の知識で解き明かしていきます。

猫猫と、後宮の宦官である壬氏とのやりとりも人気の要素です。この二人の関係は恋に発展するのでしょうか!?

『薬屋のひとりごと』の見どころポイント

宮殿内で起こる、様々な出来事を薬師としての観点から解き明かしていきます。でも、物語は謎解きだけではありません。

読み進めていくうちに、養父、羅門の過去の話や猫猫の両親のこと、なぜ、猫猫は花街で育てられたのか・・少しずつ読者が気になる部分が描かれていきます。また、壬氏の出生の秘密もわかってきます。

物語中盤からは、猫猫の父親が誰なのかはっきりします。父親を毛嫌いする彼女の表情は胸をつきます。必ずしも幸せに育った幼少期ではなかったようですから。

『薬屋のひとりごと』の原作は小説なり!

『薬屋のひとりごと』は、2011年から小説投稿サイト「小説家になろう」で連載が開始された日向夏(ひゅうがなつ)によるファンタジー小説が原作なんです。

『薬屋のひとりごと』はヒーロー文庫から小説版が出版されています。そして、月刊ビッグガンガン月刊サンデーGXでコミカライズ版が連載中です。

月刊ビッグガンガンでは、原作と同名のタイトルでねこクラゲが作画を担当しています。月刊サンデーGXでは、『薬屋のひとりごと〜猫猫の後宮謎解き手帳〜』のタイトルで倉田三ノ路(くらたみのじ)が作画を担当しています。

どちらも、原作にそって描かれていますが作画が違います。ねこクラゲの方は丸く可愛らしい印象で、倉田三ノ路の方はスッキリとした印象です。

あなたの好みはどちらですか?ストーリーは、少し月刊サンデーGX版の方が進んでいます。謎解きもシンプルな感じです。月刊ビッグガンガンの方が説明が丁寧なのでわかりやすいかもしれません。

ちなみに、下記のサイトから『薬屋のひとりごと』の小説版を読むことができますよ。

薬屋のひとりごと 小説

筆者の感想

原作が小説ということで、話の組み立てがしっかりしていて読んでいて引き込まれていきます。猫猫が人さらいにあって、後宮に売り飛ばされ下女になるという設定は、少々無理やりな印象ではあります。

しかし、その位のことがなければ花街の妓楼で育ち薬屋で生きている娘が後宮には立ち入ることはできませんよね。

次々と起こる、事件を薬師の見解から冷静に判断して真相を解明していく様は名探偵といえます。猫猫があまり笑わずクールでいるのに、毒や薬のことになるとにやけてしまうあの顔はたまりません。

猫猫と、壬氏の関係がこの先どう変わっていくのかも気になるところですよね。それぞれの、隠された秘密も驚きと期待感が高まります。「この二人、この先どうなるのか・・」物語の先が気になりますよね。

『薬屋のひとりごと』が読めるのは?

「薬屋のひとりごと」は、人気が上がってきましたね。私も漫画をAmazonで揃えています。実は、コミックは2種類あるのご存知ですか?まあ、人気急上昇なのでもうご存知な方も多いでしょう。

それは、以下の2社から発行されている2種類という訳です。

・ビッグガンガン版

・サンデーGX版

薬屋のひとりごとのビッグガンガン版は、タイトルは「薬屋のひとりごと」になっていて、青年向けにデザインされた後宮ラブコメが中心の作品になっています。私もこっちを揃えていますね。まあ、絵が好みだったので・・恋愛面が強調されている感じですかね。

薬屋のひとりごとサンデーGX版は、恋愛要素よりも後宮ミステリーが主軸となっているのが特徴と言えますね。こちらの方が、ストーリー重視で猫猫の観察力から事件解決に導きだす事件簿の印象が強いです。タイトルは「薬屋のひとりごと〜猫猫の後宮謎解き手帳〜」ですから、ビッグガンガン版とは趣向が違いますね。

「やっぱり紙の漫画を読みたい!」と思っている人はAmazonで購入できますので、読んでみるのもいいでしょう。

 

人気上昇中の「薬屋のひとりごと」2023年にアニメでも放送されましたが、2025年に待望の2期が放送決定だそうです!楽しみですね~